2023年、ミャンマーテニス協会へのテニスラケット485本、ガット430張などテニス関連商品の寄付イベントが行われました。
2023年、テニスメーカーや関係者からの温かい支援により、ミャンマーテニス協会に対してテニスラケット485本、ガット430張などのテニス関連商品が寄付されました。この慈善的な行動は、ミャンマーのテニスの普及促進や若い世代へのテニススポーツの普及を支援する目的で行われました。
「第1回 架け橋プロジェクト」 「第2回 架け橋プロジェクト」 架け橋プロジェクトの寄付セレモニー 「第3回 架け橋プロジェクト」(左)ラケット485本
(右)ガット430張
ミャンマーはかつてイギリスの植民地であった歴史から、テニスに対する人気が根強くあり、テニス四大大会などの放送はケーブルテレビで生中継されています。しかしながら、テニスは富裕層のスポーツとされ、テニスプレイヤーの人口は2~3万人ほどにとどまっています。
2011年の民主化以降、ミャンマーへの外国からの投資が急増しています。2013年度には前年比3倍の投資があり、2014年度には前年比1.7倍の約70億ドル(約8400億円)の投資が見込まれています。これにより、従来アジア最貧国の一つとされていた国の雇用機会が増加し、市民の所得も上昇しています。政府は経済発展を通じて文化、スポーツ、教育の発展に力を入れており、その一環としてテニス競技人口の拡大に注力しています。
特に、5年計画の一環として、ミャンマーテニス協会を中心に2013年8月から2014年2月までの間に、全国59の都市で80のテニススクールを開催し、8~12歳の約10,000人を対象にした取り組みが行われています。
これらの取り組みを通じて、ミャンマーにおけるテニスの普及と競技人口の拡大が期待されています。
弊社は2013年4月に、ミャンマーの現地法人Capital Knowledge Myanmar co.,ltdを設立し、ECサイトの運営やシステム開発のアウトソーシングを担当しています。
ミャンマーでの仕事を通じて、ラケットなどのテニス用具が不足しているため、テニスの普及が進んでいない実情に気づきました。毎年、スポーツ省主催の大人向けテニスサマーコースもラケットの不足から受講生が150名ほどしか集まらず、その上、2つのクールに分けて実施していました。私たちの活動によって多くの方々に支えられており、恩返しの方法を模索し、使用済みのラケットをミャンマーの方々に寄贈するプロジェクトを立ち上げました。
ミャンマーテニス協会は多くのラケットを必要としていますが、私たちだけでは対応できる数ではありませんでした。そのため、日本のテニスメーカー各社にこのプロジェクトの趣旨を説明し、試打用に使用されるラケットの寄付をお願いしました。各社から多くのご理解と寄付をいただき、たくさんのラケットを提供いただけることになりました。また、ミャンマー日本通運株式会社様からは、国外への配送費用を寄付いただきました。
- テニスラケット寄付
- 株式会社キャピタルスポーツ
- ヨネックス株式会社
- HEAD JAPAN株式会社
- グローブライド株式会社
- アメアスポーツジャパン株式会社
- 株式会社ダンロップスポーツマーケティング
- BabolatT VS Japan株式会社
- ガット寄付
- ミズノ株式会社
- 株式会社トアルソン
- 株式会社ゴーセン